地方創生のキーは、地元を離れた「出身者」たちだ―地域特化型クラウドファンディング「FAAVO」が描く日本の未来像
地方創生や地域おこしを合言葉に、政府は莫大な補助金・助成金を地方に交付しようとしている。一方こうした従来型の「上から下」の流れだけでなく、地方の企業・個人の新たな資金調達方法として注目を集めているのが、「クラウドファンディング」(CF)。
さまざまな特性を持つCFサービスが続々と立ち上げられる中、サーチフィールド(東京都渋谷区)の「FAAVO」(ファーボ)は、地域を盛り上げるプロジェクトに特化したCFだ。
https://faavo.jp/FAAVOは現在、全国38エリア・47都道府県で展開している。本部直営のエリアもあるが、地域別に共同運営者を募る「エリアオーナー制度」を導入している。
あえて「地域」にこだわるCFを立ち上げた理由とは。そして、そんなFAAVOが描く未来像とは。Jタウンネットはサーチフィールドのオフィスを訪ね、FAAVO事業リーダーの八木輝義さんに思いを聞いた。