可愛いだけの「ゆるキャラ」でいいのか!? 知られざる「次世代の大物」はどこに
2013.09.20 11:30
今年も「ゆるキャラグランプリ」投票の時期がやってきた。中間結果はすでに表示されている。第1回優勝のくまモンは、いまやキティちゃんに匹敵するほどの大人気。くまモンがついていれば何でも売れて、関連グッズの売上は10億円を超えた。
くまモンに続けとばかり、地方自治体や商工会では「ゆるキャラ」が大流行。今回の「グランプリ」も登録が1000を超えたというからブームは最高潮だ。
ここで立ち返りたいのは、ゆるキャラ本来の姿だ。このコンセプトを発案したみうらじゅん氏は、強い郷土愛をキャラクターに盛り込みすぎて、一般人にはシュールに映ってしまったキャラをこう呼んでいた。熱意あるアマチュアが地域振興の目的を追求するあまり、生じてしまったズレこそが「ゆるい」のではないだろうか。
そういう観点から見ると、最近のユルキャラは単純に「カワイイ」が過ぎるような気がしないでもない。本来のゆるキャラであれば、くまモンの頭は阿蘇山で、ときどき噴火しなければならないはずなのだ。
それはともかく、もはや飽和状態と言ってもいい1000体から自分の好みのキャラを見つけ、上位に持っていくように応援したいという人はいるだろう。
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