即日売り切れ「京都市バスのトミカ」 再びゲットできる機会はあるの?
2018.06.29 17:00
若草色の車体に濃緑色のストライプが入った特徴あるデザインは、京都に住んだことがある人にはなんとも懐かしい色と形ではないだろうか。この路線バスは、親しみを込めて「市バス」と呼ばれている。
この市バスは、1928年(昭和3年)、出町柳と府立植物園を結ぶ約2.5キロの区間で運行を開始した。京都市交通局は2018年6月24日、開業90周年を記念して、市バスをモデルにしたミニカー玩具「トミカ」を発売した。これは実車を141分の1のスケールで精密に再現したもの。車体先頭には同博物館や同水族館と京都駅を結ぶ103号系統の方向幕がデザインされている。
発売当日は、京都駅前、三条京阪などの定期券発売所や、京都鉄道博物館、京都水族館などで販売された。販売数量は5100個、価格は1000円(税込)だ。ところが、わずか数時間で完売してしまった。