即日売り切れ「京都市バスのトミカ」 再びゲットできる機会はあるの?
若草色の車体に濃緑色のストライプが入った特徴あるデザインは、京都に住んだことがある人にはなんとも懐かしい色と形ではないだろうか。この路線バスは、親しみを込めて「市バス」と呼ばれている。
この市バスは、1928年(昭和3年)、出町柳と府立植物園を結ぶ約2.5キロの区間で運行を開始した。京都市交通局は2018年6月24日、開業90周年を記念して、市バスをモデルにしたミニカー玩具「トミカ」を発売した。これは実車を141分の1のスケールで精密に再現したもの。車体先頭には同博物館や同水族館と京都駅を結ぶ103号系統の方向幕がデザインされている。
発売当日は、京都駅前、三条京阪などの定期券発売所や、京都鉄道博物館、京都水族館などで販売された。販売数量は5100個、価格は1000円(税込)だ。ところが、わずか数時間で完売してしまった。
「地元民にとって馴染みあるバスなのでめっちゃ嬉しいです」
ツイッターには、当日の様子が克明に投稿されていた。
京都市バストミカ、無事にゲット!
— のひこみさつ@ゆりきゃんず☆ (@kojiroid1118) 2018年6月24日
2つ買いました\(^o^)/ pic.twitter.com/R13hwxceLh
わーい、京都市バスのトミカゲットできた! pic.twitter.com/uqgQwk9dnz
— どくきのこまろん (@Hirorin_okeihan) 2018年6月24日
京都市バストミカ、売り切れていた竹田駅から京都鉄道博物館まで来て余裕で購入!#市バストミカ pic.twitter.com/InoMyfNywO
— バイパー[駅メモと航空祭好き] (@zuikakuhappy) 2018年6月24日
「わーい、京都市バスのトミカゲットできた!」「売り切れていた竹田駅から京都鉄道博物館まで来て余裕で購入!」などといった喜びの声であふれている。
京都市バストミカのお披露目~。かなり精巧にできてますねコレ。地元民にとって馴染みあるバスなのでめっちゃ嬉しいです。 pic.twitter.com/STaSdnDJe0
— シマシマ (@shimashima0088) 2018年6月24日
京都市バストミカ、出来は過去最高です?? pic.twitter.com/zGKKPLiK4w
— のひこみさつ@ゆりきゃんず☆ (@kojiroid1118) 2018年6月24日
「地元民にとって馴染みあるバスなのでめっちゃ嬉しいです」「出来は過去最高です」といった感想も寄せられている。
しかし数日後、オークションサイトやフリマアプリで出品されているのが確認され、定価の2~5倍で出品されていたという。どうやら転売目的で購入されたものもあったようだ。
Jタウンネット編集部は6月下旬、京都市交通局に話を聞いてみた。電話で答えてくれたのは、交通局営業推進室の担当者だった。
「転売についてはまったく想定外で、残念です」と担当者は語る。
大変な人気ですが、もう販売の予定はないのですか? と聞いてみると......、
「この9月30日、『第18回スルッと KANSAI バスまつり』というイベントが開催されますが、ここで900個販売する予定です。場所は京都市左京区にある岡崎公園で、午前10時からとなっています。どうしても欲しい方はこちらでお求めください」 「今のところ、それ以外の販売の予定はありません」
詳しくは、京都市交通局の告知ページでご確認を。