「ご飯が牛乳に合わない」? そんなわけないだろ!と断固主張する
米どころとして有名な新潟県三条市が、給食の献立から牛乳を外すことを決めたという。いろいろ議論はあるらしいが、筆者には1つ不満がある。それは、
「ご飯は牛乳に合わないから」
という三条市が挙げた理由について、誰もツッコまないことだ。
筆者は子どものころ、牛乳大好きっ子だった。給食の牛乳が余るようなことがあれば、真っ先に争奪戦に参加したものだ。当時、牛乳とご飯が合わないなんて、考えたこともなかった。
「ご飯は牛乳に合わない」という前提条件をなんとか論破したい。というわけで――。
ご飯と牛乳を買ってきた。
思えば、一人暮らしを始めてからは牛乳を飲む機会もめっきり減った。ご飯と牛乳、という組み合わせも、結構久しぶりかもしれない。童心に帰りつつ、さっそく口に運んでみる。
......あれ? こ、こんなものだったっけ?
ご飯の甘さと、牛乳の甘さがぶつかり合ってしまい、なんか口の中がすっきりしない。もしかして、子どものころはバカ舌だったから気づいていなかっただけで、実はご飯って牛乳に合わないんじゃ......。