安心安全な農作物を東京五輪で提供しよう 福島県が取り組む「GAPチャレンジ」とは
2018.02.06 15:00
「GAP」という言葉を聞いたことがあるだろうか。衣料品ブランドではなく「Good Agricultural Practice」の略だ。直訳するなら「良い農業のやり方」となるが、農作物の安全や環境保全、生産者の労働環境などにまつわる課題を解決する方法として、農業現場で注目されている。
東日本大震災での原発事故以降、農作物への風評に悩まされてきた福島県ではGAP日本一を目指すため、2017年5月15日に県とJA福島中央会が「ふくしま。GAPチャレンジ宣言」を発表。2018年2月1日には「ふくしま。GAPチャレンジ推進大会」も開催され、県を挙げて積極的にGAPに取り組む姿勢を見せているのだ。