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「ドッキリ」と勘違いされたKBCの「緊急地震速報」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.10.20 19:37
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何度聞いてもぎょっとする、あの「緊急地震速報」のチャイム。

福岡県・佐賀県の一部では2014年10月19日夜9時前、テレビから「福岡北西沖で地震」のメッセージとともに、このチャイムが盛大に鳴り響き、お茶の間を凍りつかせた。

ところが、この速報が流れたのは地元局・KBCテレビのみ。しかも待てど暮らせど揺れが起こる様子はない。

結論から言うと、これは「誤報」だった。速報システムを提供しているウェザーニュースが、機器の交換中に作業ミスでテスト用の情報を出してしまったのだという。

KBCの「お詫び」ページ
KBCの「お詫び」ページ

KBCがお詫びと訂正を放送して騒ぎは収まったのだが、実はこの誤報、ある意味で間が悪かった。というのも、この緊急地震速報が流れたとき、放映されていたのは「ドッキリ」を柱にした新番組「びっくりぃむ」の初回2時間SPの終盤、しかもゲストの俳優・上川隆也さんが、

「このすぐ後にもびっくりするような番組が......」

と言いだした直後だっただけに、この速報そのものが「ドッキリ」だったのではないかと思われてしまったのだ。

番組が「ドッキリ」だったために、余計にお笑いになってしまった今回の「誤報」騒ぎ。もっとも、もしこれが誤報ではなく、しかも視聴者が「ドッキリ」だと思い込んでしまったら――ちょっとぞっとする話ではある。

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