マツコ・デラックス「激似」の仏像? 淡路・智禅寺の弁天様に思わぬ注目

2019年6月25日 06:00

「知恵と財産です」と即答

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電話で答えてくれたのは、智禅寺住職の木野本快眞さんだった。

「弁天様というと、美人で琵琶を演奏している姿を想像される方もいると思いますが、こちらの弁天様は、八本の手を持ち、頭上に宇賀神様と呼ばれる白蛇の形をした神様をいただいて、丸々とふくよかな姿をされています」

八本の手には、弓、矢、刀などの武器のほか、宝珠や鍵を持つ。「財宝神」という性格が強いのは、そのためだ。

ずばりご利益は何ですか? と聞いてみると、「知恵と財産です」と、木野本住職は即答してくれた。なんとも現代人の心をつかむ、ご利益ではないだろうか。かつては弁才天と書いたそうだが、いつのまにか「弁財天」と書き記すようになったという。納得するしかない。

そっくり?(2016年撮影)
そっくり?(2016年撮影)

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財運をもたらす神様は、ほっそりとやせているよりは、ぽっちゃり系でなければ...ということで、いつのまにか「マツコさん似」になってしまったのだろう。それにしてもよく似ている。

「消費税増税とか、年金以外にいくら必要か、などと悩む現代人には、心強いかもしれませんね」と木野本住職。

弁財天というのは、元々はインドの神様で、「サラスバティー」と呼ばれていたという。海や川や湖など、水を神格化した女神を意味するそうだ。日本でも、水神や海上神などと結びつき、泉、島、港湾の入り口などに、弁天社や弁天堂として祀られている。

東京都台東区にある寛永寺・不忍池弁財天、神奈川県鎌倉市の銭洗弁財天宇賀福神社のほか、滋賀県長浜市にある竹生島の宝厳寺、広島県廿日市市宮島の大願寺など、有名な弁財天もあるが、淡路島も忘れてはいけない。

淡路の智禅寺の宗派は、高野山真言宗。「淡路七福神巡り」のコースともなっており、年間10万人を超える参拝者が訪れるという。やはり、ご利益があるのだろうか? しかし、それにしてもよく似ている。

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