青森県産りんごを「飲み比べ」できる自販機が話題に どうやって選べばいいの...?運営会社に聞いてみた
地方活性化のためのレシピを開発し活躍中の、料理家・フードコーディネーターの河瀬璃菜(@Linasuke0508)さんが、2020年10月6日に投稿した、次のようなツイートが大きな注目を集めている。
ツイートには、「品種別のりんごジュース飲み比べ自販機」というコメントが添えられている。
写真は2枚あり、1枚は「トキ」「ふじ」「ジョナゴールド」「王林」「青森りんご」...といったラベルが貼られたペットボトルが並ぶ自動販売機が映っている。この自販機では、様々な種類のりんごジュースのみを販売しているらしい。
もう一枚は「お気に入りの品種を見つけよう!」というチャートで、それぞれのジュースの味の特徴が書かれている。これを見ながら、自分が好きそうな味のりんごジュースを選ぶ、というわけだ。
河瀬さんは、新青森駅の構内でこの「りんごジュース自販機」を発見したらしい。このツイートには、なんと15万件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(10月13日昼現在)。
ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。
「一昨日、青森で見かけたばかりですが、そのチャート票があれば迷わず選べたのに...」
「飲み比べしてみたい」
「以前トキとジョナゴールドを買いました。 トキも美味しかったけど、 私はジョナゴールドがお気に入りです」
「買うか買わないかではなく、どれ買うかってなっちゃいますね」
「これは効きりんごしたくなりますね」
りんごの品種の多さはもちろんだが、品種を選ぶためのチャートに興味をそそられた人が多かったようだ。
読者のみなさんは、りんごの品種についてどれだけご存じだろうか。ましてやそれぞれの味の違いや、選び方が分かるだろうか。
Jタウンネット記者の場合、王林(おうりん)さんという津軽弁を話すタレントさんの存在を知って初めて、王林がりんごの品種であることを知ったほどだ。自慢じゃないが、王林もトキもジョナゴールドも、いったいどこがどう違うのか、まったく分からない。「りんごジュース自販機」があっても、チャートがなければ、どれを買えばよいか、途方に暮れるしかないだろう。
この自販機とチャートに興味をひかれたJタウンネット記者は、「りんごジュース自販機」を運営するJR東日本ウォータービジネスに取材することにした。