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「舛添要一 朝までファミコン」はクソゲーじゃないし、プレイしても都知事のことはあまりわかりません

竹内 翔

竹内 翔

2016.05.25 17:01
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まず、このゲーム「舛添要一 朝までファミコン」の主人公は舛添氏ではない。「ココナッツ商事」に務めるサラリーマン・藤沢和人(営業部第一課課長)だ。

【経緯は前編で。以下、ネタバレ注意!!】
エンディングを迎えると、章間のクイズの成績に応じて舛添氏からのメッセージが。ちなみにクイズはかなりの難易度
エンディングを迎えると、章間のクイズの成績に応じて舛添氏からのメッセージが。ちなみにクイズはかなりの難易度

ココナッツ商事の内部では、「会長派と社長派による社内抗争」と、「社運をかけたリゾート開発企画『グリーン計画』」、そして「ライバル企業による買収の陰謀」という3つの問題が動いている。「グリーン計画」を推進するのは会長派で、社長派はライバル企業などとも組んで、なんとかこの計画をつぶそうと目論んでいる。

暗躍する悪徳政治家・山波兵衛。いろいろやってるらしいのだが、実際に出てくるのはストーリー最終盤、しかも主人公とは絡みがない
暗躍する悪徳政治家・山波兵衛。いろいろやってるらしいのだが、実際に出てくるのはストーリー最終盤、しかも主人公とは絡みがない

主人公・藤沢は会長派の大物・浅井常務の意を受けて、グリーン計画の推進に尽力することになるが――。

と、ここまで読むと、皆さん思うだろう。

「舛添、全然出てこないじゃん! というか、『国際政治学者』(当時の肩書き)と全然関係ないじゃん!」
舛添氏は開始後1時間近く出てこない
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