「教科書入りの重い荷物を電車の網棚に置いてた私。それが落ちてオジサン客の肩に直撃してしまい...」(新潟県・50代女性)
新潟県在住の50代女性・Sさんが学生だったころのこと。
電車の棚に乗せていた重たい荷物が、落ちて座席のおじさんに直撃してしまった。
突然の衝撃に、おじさんは当然怒っている様子。Sさんは恐怖と羞恥で......。
<Sさんからのおたより>
1994年頃の話です。当時学生だった私は毎日、地下鉄丸ノ内線の先頭車両の1番前の扉付近に乗って御茶ノ水まで通学していました。
当時の荷棚はパイプタイプで、5センチくらいの隙間がありました。
大量の教科書を入れた真っ黄色のファイルケースを乗せていたら、電車の揺れで隙間から落下。座席にいたおじさんの肩に直撃してしまったのです。
かなり痛かったと思います。おじさんは怒ってる様子でした。
私は「しまった!!」と思いつつ、怖くて恥ずかしくて言い出せず......。
その頃、よく一緒になるサラリーマンの方がいました。MCMのワイシャツを着てちょっと日焼けした、入社時バブル全盛期だったような方。
その方がすぐにファイルを拾って、そのおじさんに謝ってくれているんです。
しかも、拾ったファイルがまた落ちないように、荷物棚に乗せてそれを手で抑えていてくれて......。
まだ18歳くらいだった私は、恥ずかしくて申し訳なくて、お礼も言えずに電車を降りてしまいました(その方は私が降りる少し前に降りたんだったか......)。
この時のことが、ずっと心にありました。今は地方に住んでいますが、東京の電車に乗るたびに思い出します。
あの時は本当にありがとうございました。お礼も言わずに本当にごめんなさい。
あなたの優しさで、私も手を差し出す勇気をもらい、今でも見習うことができています。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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