朝、目覚めたら枕元に置かれていたお金 その後に起きた東日本大震災......あの人は今(神奈川県・40代男性)
北斗星での出会い
ある年、私と、長万部から乗車した見知らぬおばあちゃん。私はB寝台の下段で、そのおばあちゃんは上段でした。
上段では体が辛そうだったので、下段と変わってあげました。おばあちゃんは喜んでくれて、福島にいる家族や孫の話をしてくれました。
「福島から北海道に帰るときも、北斗星を使うんだ」
と笑っていました。
そのおばあちゃんが翌朝、福島で下車したあと。私の枕元に封筒が。お礼の手紙と5000円が置いてあったのです。私が起きて気づいた時は、郡山の手前。福島を過ぎていました。
こちらがお礼も言えず、置かれていた封筒を上野まで握っていました。