「結婚3年目の記念に夫と二人で富士登山。体力に自信のない私は、下山中に足が痛くなり...」(愛知県・30代女性)
「これ以上迷惑かけられない」という気持ちがパワーに
お子さん達と登山されていたらしいその方は「下山してるの?」と声を掛けてくださいました。
「そうなんですけど、足を痛めて早く下りられないので先に行ってください」と答えました。
しかし、「一緒に下りましょう」と言ってくださったのです。
お連れの方は、「ライト無いの?」と言って、スティックに装着できるライトを二人分貸してくださり、先導してくださいました。
痛みに耐えながら歩くのでめちゃくちゃ遅いのに、それでも今までのスピードよりは早くなりました。
一緒に下りてくださってるのに、痛いなんて言ってられない、これ以上迷惑を掛けられないという思いから、少しパワーが出たのです。