「すいてる電車で隣に座ってきた男性客。私の足を押さえつけ、携帯電話をポケットに何度も出し入れすることで...」(東京都・30代女性)
東京都在住の30代女性・Hさんは、大学生時代に電車で見知らぬ男性に体を触られた。
最初は「気のせいなのではないか」と考えていたHさんだったが、そのうちに接触はエスカレートして......。
その時、助けてくれた別の男性に感謝を伝えたいと、今でも思い続けているという。
<Hさんからのおたより>
10年ほど前、痴漢にあったときに助けてくれた男性にお礼を言いたいです。
当時、私は大学生。友人と旅行のために電車で集合場所に向かっていました。
車内は特に混んでおらず、隅の席に座っていたのですが、その隣に男性が座ってきて......。
気のせいかと思ったけれど...
「他にも空いている席はあるのに変だな」とは思いながらも、私はウトウトしはじめました。
そしたら、男性はポケットの中の携帯電話を何度も出し入れしだして、その度に私の足に触れるのです。
最初は気のせいかと思っていたのですが、だんだんと足にしっかり触れてるようになっていくのがわかりました。
その場を離れたかったのですが、男性が足で私の旅行カバンを押さえつけていて、私の足は壁との間に挟み込まれ、身動きが取れない状態に。頭の中が恐怖でいっぱいになりました。
そのとき、前に座っていた男性が「あんた、それ痴漢?」と声をかけてくれたのです。
結果、痴漢行為は止みました。ただ、私はどうしたらよいかわからず、とにかく怖くて、荷物を持ってその場を離れてしまいました。
あの時、声をかけてくれなかったら、ずっと足を押さえられ痴漢行為をされていただろうと思います。
助けて下さった方にお礼を言えなかったことが申し訳なく、「ありがとう」を言いたいとずっと思っていました。
この場を借りてお礼申し上げます。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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