長野の道の駅でパック詰めされてた〝特産品〟に8万人驚がく 「興味しかない」「ご当地って感じでめっちゃいい」
「おはぎに間違えられたりする」
16日に取材に応じた幣束さんによると、「黒曜石パック」が販売されていたのは長野県長和町にある道の駅「和田宿ステーション」。13日の午前9時ごろに同店を訪れ、そのことを知ったという。
「パックで黒曜石売ってるとは思わなかったので面白いなと思いツイートしましたがこんなに話題になるとは思いませんでした」(幣束さん)
記者は17日、和田宿ステーションにも話を聞いた。
取材に応じた店長の山岡芳明さんによると、店がある長和町の和田峠・星糞峠は本州最大の黒曜石の原産地として名高い。黒曜石を販売しているのも、それが理由だという。
「男女倉(おめぐら)遺跡群、鷹山遺跡群など旧石器時代の石器工場のような大規模な遺跡が密集し、星糞峠では縄文人が黒曜石を掘り出していた鉱山跡が発見されています。
そのような背景から黒曜石は町の石(※編注:町公式サイトでは「町の特別シンボル」)に指定されており、観光振興も兼ね住民の方から黒曜石を提供していただき販売しております」(山岡さん)
それをお惣菜っぽいパッケージで販売している理由については「不明」とのこと。実は、ぼた餅やおはぎ等に間違えられることもしばしば有るそうだ。