見た目はボロボロ、食べてメロメロ 日本橋三越「あんぱく」で見つけた「塩栗きんとんわらび餅」の魅力
ぼろぼろしている
そして何より気になったのはこのビジュアル。
日本橋三越本店の公式ウェブサイトによると、上に乗っているのは「ほんのり塩を合わせた信州伊那栗の栗餡」をそぼろ状にしたものらしい。
味の想像がつかないし、ビジュがちょっと、アレっぽい。よく言えば日本庭園、もっと踏み込めば、土。
まあしかし、先述の通り「おいしい」要素しかないお菓子である。とりあえず、上の栗餡だけを食べてみる。
......ちょっぴりしょっぱくて、栗の味がすごいする!
塩気のせいか、餡というよりも栗そのものをかじっているみたいだ。
そのまま、今度は下のわらび餅と一緒に食べてみた。
栗餡とわらび餅の間にきな粉も入っていて、わらび餅はぷるんぷるんでほんのり甘い。甘党のJタウンネット記者は普段、わらび餅といえばたっぷり黒蜜をかけて食べないと気が済まないのだが、これはそのままでも十分美味しい。
もちろん、黒蜜をかけても美味しい。
しつこくない甘さが、夏にもぴったり。ひと箱を独り占めしたくなっちゃうほど、とまらない美味しさだった。
ただ、あまりにわらび餅がぷるんぷるんすぎて一口目で上の栗餡を盛大にぶちまけてしまったので、皆さんはどうか気をつけてほしい。