ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
グルメ
地域差・ランキング
ふるさと納税
絶景
いきもの

公園に並ぶ〝四角すぎる木〟に13万人驚がく「マイクラみたい」「バグですね」 これが現実...だと?

福田 週人

福田 週人

2025.04.24 06:00
0

「不自然さに興奮しました」

海底撈月さんがこの木を発見したのは19日の午後5時ごろのこと。場所は、国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)だ。

夏の昭和記念公園(画像提供:国営昭和記念公園)
夏の昭和記念公園(画像提供:国営昭和記念公園)
「ネモフィラやチューリップなどの綺麗な植物を楽しみ、満足した気分で帰ろうとしていたところ、"それ"を発見しました。
枝葉のフチが遠くのマンションと平行になっている不自然さに興奮しました」(海底撈月さん)

記者は22日、この木の形状について、同公園の広報スタッフにも話を聞いた。

同広報スタッフによると、注目を集めた〝四角い木〟は園内のカナール(細長い直線水路を表す造園用語)にあるイチョウ。公園ができた1983年からあるという。

秋の風景(画像提供:国営昭和記念公園)
秋の風景(画像提供:国営昭和記念公園)

それがなぜ、こんなカクカクのシルエットになっているのか。

広報スタッフによると、その理由は公園に陸上自衛隊・立川駐屯地の滑走路が隣接していることにあった。

滑走路の航空制限が8メートルに規定されている関係で、樹高を7メートルにする必要がある。

しかし、ただ樹高を7メートルに合わせてぶつ切りにするだけでは、せっかくのカナールの景色が台無しになってしまう。

「そこで、並木の両サイド、一番手前と奥の面をきれいに刈り込み、ボックス状に整形することで、カナールの直線美と融合した昭和記念公園ならではの景色を作り上げています」(広報スタッフ)
画像は再掲(画像は海底撈月@x_y5anさんの投稿より)
画像は再掲(画像は海底撈月@x_y5anさんの投稿より)

景観にこだわって剪定されたイチョウだったというわけだ。

この〝四角い木〟に対し、X上では13万件以上のいいね(23日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「たまにあるマイクラのバグみたい」
「現実のバグですね」
「読み込み追いついてないやん」
「マグリットの絵にありそう」
「角刈りでオラついているね」

こうした反響に対し、広報スタッフは

「昭和記念公園を知っている人からすると特に珍しいことでもないため、なにがきっかけでバズるかわからないですね~」

と感想を述べた。

PAGETOP