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「妹と2人で特急に乗り終点を目指す小学生の私。荷物を広げて悠々過ごしていたら、乗客のおばさまが...」(神奈川県・30代女性)

Jタウンネット読者

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2025.02.20 12:00
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神奈川県在住の30代女性・あやのさんは小学生時代、夏休みを祖父母の家で過ごしていた。

その年は妹と2人きりで電車に乗って行くことに。

降りる駅は終点なので、座っていれば着くと思っていたのだが......。

幼い二人のちょっとした大冒険(画像はイメージ)
幼い二人のちょっとした大冒険(画像はイメージ)

<あやのさんからのおたより>

小学校低学年の頃のことです。両親が仕事をしていたので夏休みのほとんどを長野県にある祖父母の家で過ごしていました。

その祖父母の家に向かう道中での出来事です。

その年は私と妹と2人だけで向かう事になっていました。

悠々と過ごしていたら...

新宿までは両親が付き添ってくれて、特急列車からは2人だけの旅。

とはいっても目的地は終点であとは座って行けばいいだけだったので、そこまで不安もありませんでした。

しかし、乗っていた車両は途中の駅で切り離されてしまう列車だったのです。

座っていれば着く、かと思いきや(画像はイメージ)
座っていれば着く、かと思いきや(画像はイメージ)

わたしと妹はそんなことを知りもせず、荷物を座席に広げて悠々と過ごしていました。

すると、知らないおば様に声をかけられました。

「どこまで行くの?」

終点までだと答えると、おば様は「この列車は次の駅で止まってしまうから、終点まで行くなら前の車両に乗り換えないといけないよ」と教えてくれました。

今思えば...

私たちはすぐに荷物をまとめ次の駅で前の車両に乗り換え、無事に終点まで辿り着くことが出来ました。

そして、迎えに来てくれていた祖母に武勇伝のように話して聞かせました。

祖母はとても驚いて、とても褒めてくれたのを覚えています。

おばあちゃんに武勇伝を報告(画像はイメージ)
おばあちゃんに武勇伝を報告(画像はイメージ)

今思うと、切り離す駅が近くなっても荷物を片付けようとしない私たちを気にして声を掛けてくれたのでしょう。

ちゃんとお礼も出来ませんでしたが、本当にありがとうございました。

苦い思い出にならず今でも武勇伝のように思い出す、いい思い出になりました。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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