「大荷物を抱え、駅の階段前で立ち止まる私。それを見た2人の〝イマドキの若い子〟が、後ろから...」
荷物をホームに下ろした後、2人が...
振り向くと、大学生らしい2人の男の子。2人はカートと荷物を抱え、あっという間に階段の上へ。
そこで私が追いつくまで待って、またホームへ荷物を下ろしてくれました。
「ありがとう」と声を掛けると、2人はぺこりと頭を下げて急ぎ足で隣のホームへ向かっていきます。反対側の電車に乗るのに、わざわざ運んでくれたのでした。
「今時の若い子たちは......」なんて考えを払拭するほど、2人の行動で嬉しい気持ちになりました。
今思い出しても「世の中まだまだ捨てたもんじゃないな」と感謝の気持ちがよみがえり、あの2人はきっとステキな社会人になっているだろう、と思います。
私も彼らのように困っている人に勇気を出して声を掛けられる大人でいようと思えた出来事でした。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)