南国?いいえ、山陰です。 楽園感すごすぎる〝島根の海〟に6万人感嘆「なんちゅー透明度」「モルディブかと」
2024年8月14日、目の覚めるような澄んだ海がX上で紹介された。
そのあまりの美しさが、X上で大きな反響を呼んでいる。
わずか18秒の短い映像に心を打たれたユーザーが続出しているのだ。
「これ、我が地元。山陰の海なんです」というコメントや「#島根県」というハッシュタグが添えられていることが、さらに衝撃的だったようだ。山陰の海って、こんなに澄んでいるのか......。
風景写真家で観光系まちづくりプロデューサーの柄木孝志(@karakky0918)さんが投稿したこのポストには、6万1000件を超える「いいね」(8月16日夜時点)の他、こんな声が寄せられている。
「綺麗~!!」
「なんちゅー透明度や」
「見てるだけで癒されます」
「まるで南国の海みたいだ」
「楽園の色してますね」
「沖縄だと思った」
「エーゲ海かと...」
「モルディブかと思いましたw」
「パラオかと思いました!」
「日本海の美しさはもっと知られてもいい」
「すごいぞ山陰! すごいぞ島根!」
「やっぱり地元は美しい」
Jタウンネット記者の取材に応じた投稿者・柄木さんによると、映像を撮影したのは24年7月某日、島根県松江市の島根半島の海岸線でのこと。
松江市といえば、島根県の県庁所在地だ。つまり、県の中心部。その松江市にこれほど美しい海が存在するとは......。
しかも、半島の北側各所にこのような海が点在していると柄木さんは語った。
「私は鳥取県の西部に住んでおり、島根県の松江市は隣接する地域であるため、この場所へも我が家からも約40分で行くことが可能です。もちろんこの場所は、昔からの私のお気に入りの場所であり、これまでも幾度となく撮影してきました。島根半島の北側の海の美しさは、私に衝撃を与えてくれた一つの風景です」(柄木孝志さん)
柄木さんは写真家として、地方の魅力を発信している。「私にとってここ山陰は私の地元であり、写真家としての原点の場所」と語る。
Xの反響の中に、「やっぱり地元は美しい」、「どうだこれがわが故郷だ」などというリプライを見ると、「地域愛への啓蒙」に少しは貢献できたかなと感じるそうだ。
「この日は空気もクリアで、海も凪いでいたので撮影には好条件。普段は写真がメインではあるのですが、この日は動画も撮影し、それを発信したら思った以上の反響でびっくり。
私が初めて観た時の感動を、こうして私の作品を通じ、今皆さんに提供できていることに大きな喜びと誇りを感じています」(柄木孝志さん)
Xには、「遅い夏休みはここに行きたい」という声もあったが、記者も同感だ。
島根の海、穴場かもしれない。