ミスドに向かって走るハニーチュロ、激写される 「いろいろ想像して泣いた」「走れチュロス」と話題に
突然だが皆さん、ミスタードーナツの「ハニーチュロ」をご存知だろうか。
カリッとした食感と甘いグレーズのバランスがたまらない、スペイン風ドーナツ。シンプルながらも、人気の商品である。
そんなハニーチュロの"まさかの姿"が激写され、X上で話題になっている。
いったい、どうなっているのかというと......。
走っているのである。それも、ミスタードーナツの店舗に向かって......。
「自力で帰宅するハニーチュロの像あった」
2024年8月11日、そんなつぶやきと共に写真を投稿したのは、Xユーザーのもち(@ricecake_Tokyo)さん。
自分の足で帰宅できるとっても偉いハニーチュロはいったい、どこに居るのか。
Jタウンネット記者は14日、投稿者のもちさんを取材した。
走れハニーチュロ、「ドーナツビル」を目指して
もちさんが帰宅中のハニーチュロに出会ったのは9日、石川県金沢市中心部でのことだった。旅行中に撮影した写真を見返して「これは...!?」と思い、Xに投稿したという。
「ミスドが映り込んでるのは後から気づいたので、発見した時は『面白い像があるな~』くらいにしか思ってませんでした。ツイートしたら地元の方から結構反応があって、愛されてるんだなぁと感じてます」(もちさん)
ちなみに、そんなハニーチュロが目指している「家」はミスタードーナツ 香林坊ショップ。
Googleマップで確認してみたところ、ビルの名前は「ドーナツビル」だった。そんなの絶対「ハニーチュロの家」だよ......。
もちさんの投稿は6万4000件を超える「いいね」(14日夕時点)を集めるなど、大きな話題に。ユーザーからはこんな声が寄せられている。
「いろいろ想像してちょっと泣いた。。。 よかったねぇ、おうちに帰れて良かったねぇ」
「あーね?走れチュロスってことね?」
「走りひもQて呼んでた」
「昆布か餅巾探してるかんぴょうにも見える」
ところで、この像の正体は? それは、愛媛県松山市出身で、金沢美術工芸大学大学院を卒業した彫刻家・郡順治(こおり・じゅんじ)氏が手掛けた「走れ!」という作品。
金沢21世紀美術館の開館と金沢駅東広場の完成に合わせて04年と06年に実施された「金沢・まちなか彫刻作品国際コンペティション」で、04年の最優秀賞を受賞している(ちなみに06年の最優秀賞は、金沢駅前の「やかん体、転倒する。」である)。
読者も金沢に訪れた際は、ドーナツビルを目指すハニーチュロ......もとい、「走れ!」をお見逃しなく。