その光景との出会いは偶然だった。2023年1月25日、石川・金沢駅東口を歩いていたJタウンネット記者は奇妙な物体を見かけた。
金沢駅東口を出て1分ほど歩いた場所で、積もった雪の中から取っ手のような輪っかと注ぎ口のようなものが生えていたのだ。
これはいったい何なのか。東京に戻ってから調べてみると、これが見つかった。
謎の物体の正体は「巨大なやかん」だったのだ。......いや、なんで? 何のためにやかんを金沢駅前に?
気になったJタウンネット記者は2月2日、金沢市道路管理課の職員に「やかん」の存在理由を聞いてみた。