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仕事に家事に子育てに...疲れた時はここに来て。全国の優しさ集まる【ほっこりタウン】できました

「松葉杖の私が買い物してたら、声をかけてきた見知らぬ女性。エスカレーターやレジ、炎天下の帰り道でも...」(東京都・30代女性)

Jタウンネット読者

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2024.08.08 13:00
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お昼時だというのに...

家の前で「本当にここで大丈夫?部屋まで持って行こうか?」と念を押してくれたけれど、さすがにこれ以上は甘えるわけにいかなくて、袋を受け取った。

多分お家は逆方向だと思う。

時間帯を考えるに、お昼ご飯のお買い物だったに違いない。

もう午後1時近いから、もともと彼女は急いでいたんじゃないだろうか。

おうちでお嬢さんが待っているんだと思う。

それを私のために、こんなに......。

炎天下に荷物を持って歩いてくれて...(画像はイメージ)
炎天下に荷物を持って歩いてくれて...(画像はイメージ)
「本当にありがとうございました。お嬢さんの眼、早く良くなりますように」
「ええ、ありがとう」

言い終わる頃には自転車は遠くなっていて、やっぱりさらりと行ってしまった。

次に会えたら、絶対に話しかけてちゃんとお礼を言おうと思っていたのに、そのひととは結局会えず終い。

お嬢さんの眼は良くなっただろうか。

見も知らぬ人にあそこまでできるひとは、本当に滅多にいないと思う。

できることならまたお会いしたい、お礼が言いたい。

......それができないのならせめて、自分が受けたこの恩を、誰かを通じて返したい。

日々出逢っては別れていく知らない人たちのことも大事にできたら、めぐりめぐってあのひとに届くだろうか。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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