ムーミンにそっくりすぎるタコ、激写される
タコといえば、ふわふわ水の中を浮いていたり、水槽に張りついていたり、岩場に隠れていたり......。
やわらか~いイメージがあるが、思わず二度見してしまうほど"姿勢の良いタコ"が目撃され、X上を騒がせている。
「水族館行ったらタコが信じられない姿勢で出迎えてくれたんだが!? 正座...?旅館の女将さんかよ」
2024年7月28日、Xユーザーのなたりっぷ(@natalipaqpa)さんがそんなつぶやきと共に投稿したこちらのタコ。見たことないフォルムだ。
なたりっぷさんの言うように正座しているようにも見えるし、あるいは後ろの岩に軽く腰掛けているようにも見える。
タコってこんな姿勢にも、なるんだ......!?
あのキャラにも似てる!
見慣れない"おすわりタコ"に、多くのXユーザーがビックリ。2万件を超える「いいね」(30日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。
「三つ指ついて...ならぬ『八つ渦足先』ついて、という姿勢がタコ界にはあるのかな?」
「こんなのみタコとないよ」
「おいでやす...スッ」
「宇宙人だな」
「ムーミンの亜種」
「ムーミンに見えた...疲れてるのかな」
「千と千尋にでてた!」
女将だけではなく、北欧出身のあのキャラクターに似ているという声が多く寄せられていた。確かに、腰掛具合といい、もっちり具合といい、そっくりかも......。
投稿者・なたりっぷさんは水族館で写真を撮るのが好きで各地の水族館を訪問している。
29日、Jタウンネット記者が取材したところ、話題のタコは27日にサンシャイン水族館(東京都豊島区)で撮影したツノモチダコ。深海に暮らすタコで、目の上にあるツノのような突起が特徴だ。
なたりっぷさんいわく、「水族館で見る機会はあまり多くない種類のタコ」。行くたびに注目している生物の1つだという。
今回は水槽を覗いた瞬間、ピーンとした姿勢で"お出迎え"してくれたそう。
「岩陰に隠れていたり、水槽の壁に張り付いていたりする姿はよく見るのですが、このような姿勢は初めて見ました。
背筋(?)がまっすぐ伸びている様子や、コンパクトに収まった触腕(いわゆる足と呼ばれている部分)から『正座』や『旅館の女将さん』をイメージしましたが、ご覧いただいた方からは『ムーミンみたい』というコメントも頂戴しており、確かに!と思っています」(なたりっぷさん)
ツノモチダコは、サンシャイン水族館1階の「海の忍者」水槽で見ることができる。
運がよければあなたも、「お出迎え」してもらえるかも......?