1日2組しか入れない割烹旅館「常磐館」 100年経ても色あせない美しさにうっとり
2024.06.23 17:00
2024年5月29日、Xに投稿された次のような写真に、Jタウンネット記者の目は釘付けになった。
写真に添えられた呟きには、「明治末期に雑貨商から転業し、今の建物は2代目が大正元年に旅館として改築したもの。応接室の天井に、磨き上げられた床、ほうとため息ばかり出ます」とある。
大正元年というと1912年、今から110年以上も前の木造建築だ。しかしレトロではあるものの、写真から古臭さは全く感じない。
投稿者によると、この建物は福岡県の筑豊地方南部に位置する嘉麻市の割烹旅館「常盤館」。
炭鉱で繁栄していた時代に造られた、贅を尽くした意匠が隅々に残されているという。
「常盤館」とはいったい、どんなところなのだろう?
Jタウンネット記者は、投稿者「りせん*」さんに詳しい話を聞いてみた。