宇宙はあの〝ジャスコ釧路店〟より近い!? 種子島にある案内板が話題「車で行けそう」「ロマンありすぎて涙出る」
「すげーコスモってる!」
写真を投稿した村木祐介さんは、JAXAの宇宙エンジニアで、Sony-JAXA-東大の共創から生まれたプロジェクト「STAR SPHERE」のプロデューサーでもある。
JAXAでは人工衛星の仕事、「STAR SPHERE」プロジェクトでは人工衛星で宇宙から地球を撮影できる宇宙撮影体験など、宇宙を身近にする仕事をしているとのこと。
そんな村木さんが話題の写真を撮影したのは、鹿児島県の種子島、南種子町上中の交差点だった。
6月30日、種子島からH3ロケット3号機で打ち上げ予定の地球観測衛星「だいち4号」。村木さんはそれを見に行くために、出張で種子島を訪れていた。
20年ぶりの訪問ということもあり、看板の存在は知らなかったという。
「出張で近くの旅館に泊まっていたのですが、一緒に行った友人(アメリカ人)がこれを発見して、すごい面白いのがあるぞ、と仲間みんなで見に行きました。5月25日(土)の朝のことです」
「『すげーコスモってる! さすが種子島! 宇宙が身近で、遊び心が素敵だな』と思いました」(村木祐介さん)
南種子町にある種子島宇宙センターは、日本最大のロケット発射場であり、「世界一美しいロケット発射場」とも言われている。
豊かな自然に恵まれた美しい場所で、日々の暮らしの中で宇宙を身近に感じられるということで、村木さんも感動したそうだ。
ちなみに、「コスモってる」というのは、村木さんが出演しているYouTube番組「コスモさんの宇宙ワクワク感動教室」の中で、宇宙を感じて心動いた時に使うワードらしい。
確かに「今いる場所の100キロ先は宇宙だ」という案内は、かなり宇宙を感じる。読者の皆さんも写真を見て、コスモったに違いない。