「化粧室の椅子から落ちて床で倒れていた老母。私がトイレに入っているうちに、2人の知らない女性たちが...」(栃木県・50代女性)
パウダールームから「大丈夫ですか!」と声が
駐車場から店内に入るなり、母が「トイレに行きたい、座りたい」。近くのトイレに行き、とりあえずパウダールームの椅子に座らせました。
母が「先にトイレ入ってきていいよ」と言うので先に個室へ。すると、用を済ませた頃に「大丈夫ですか!」と声が聞こえてきて......。
「ヤバイ! うちの母か」と慌ててパウダールームへ向かうと、母が椅子から落ちて床に倒れていたのです。
その場に居合わせた2人の女性のうち1人が「今、救急車呼びました」と教えてくれました。
間もなく母はイビキをかきはじめ、1人の女性が脈を取って......そして、「息、してないですね」と。
2人の女性は医療従事者とのことでした。ただ、お一方は「小児しか見たことなくて......」とおっしゃいます。
それでも母の名前を聞かれ、私が伝えると体を叩きながら一生懸命呼びかけてくれて、その結果、母は息を吹き返しました。