なにを表現しているの...? 駅前広場にそびえ立つシュールな「おしりタワー」、こめられた意味とは
2024.03.07 08:00
「恥ずかしい」から「愛着」に
さかなかもしれないさんが「お尻のタワー」を撮影したのは1月18日の18時頃のこと。
前日に広島駅前にある「お尻に似た形の噴水」が再開発のために撤去されてしまったというニュースを見て、神戸にもお尻の形のモニュメントがあったことを思い出したのがきっかけだった。
「(三宮駅前の)広場のリニューアル後にもお尻のモニュメントが存在し続けているのかどうか記憶が定かでなかったので、実際に撮りに行った次第です」(さかなかもしれないさん)
その後、さかなかもしれないさんが友人と一緒にこのモニュメントについて調べたところ、震災復興と慰霊の意味を込めたものだということが判明したそう。
それを踏まえ、さかなかもしれないさんはこのモニュメントについて
「他県の人に見られるのが恥ずかしいな......という気持ちが薄れ、愛着の方に変わりました。撮影後も再度改めて見に行き、インパクトのある形だなという感想は変わらずですが、新たな見方のおかげでカッコ良さも感じられるようになれて良かったです」
と語っている。
このモニュメントの詳細について、記者は3月5日、神戸市にも話を聞いた。