AI生成じゃないのかよ... 北海道で行われてる「鮭トバづくり」がシュールすぎ
クマ牧場で鮭とばを作ってしまおう
Jタウンネット記者の取材に応じた、「のぼりべつクマ牧場」広報担当者は次のように答えた。
「元々ゴンドラを使ってお客様に楽しんでもらえる何かができないかを模索していたのですが、ある時、北海道の名物でもある鮭とばを当園のクマ達に与えてみた際、大変喜んで食べたので、『じゃあゴンドラを利用してクマ牧場で鮭とばを作ってしまおう、見た目のインパクトもあってお客様に楽しんでもらえるかも』という発想に至り、そこからサケを吊るしたゴンドラ、その名も『とば号』の運行が始まりました」(「のぼりべつクマ牧場」広報担当者)
「とば号」は2012年から冬の期間限定で運行していて、今年度で12年目の運行だという(2024年3月31日まで運行予定)。
鮭とばを作るためのゴンドラなので、人は乗ることはできないそうだ。
ちなみに鮭とばとは、秋鮭を半身におろして、皮付きのまま縦に細かく切り、海水で洗って風に当てて干したもの。のぼりべつクマ牧場では、北海道の寒風とロープウェイを活かして、鮭を乾燥させているというワケだ。
寒さが厳しくなる秋から冬に入る時期、ゴンドラで循環させることで効率的に鮭とばを作ることができるという。
「とば号には約15本~20本程度の鮭を吊るしており、鮭とばが出来上がり次第、次の鮭を吊るしています。(鮭は1日では干し上がらないため)鮭を1~2週間ほど循環させることで干し上がり、鮭とばとなります」(「のぼりべつクマ牧場」担当者)
干し上がった鮭とばは、食品としての販売の許可を得ていないので、人間向けの販売予定はない。クマたちのための鮭とばだ。味付けもしていないので、人が食べてもたぶん美味しくないはずだ、とのこと。
今回、「とば号」が注目を集めたのは、あるXユーザーがその光景を投稿したことがきっかけだった。
X上で多くの人々から反響があったことについて、担当者は「とば号はクマへの飼料提供の役割はもちろん、お客様に楽しんでいただけることを願って運行を開始したため、今回のようにお客様に楽しく取り上げていただき、大変嬉しく思います」とコメントしている。