読者の皆さまは、「三角縁神獣鏡」をご存知だろうか?
古墳時代前期を代表する銅鏡で、縁部の形状が三角になっているのが特徴だ。「鹿男あをによし」のおかげで、よく覚えているという人もいるかもしれない。
全国の古墳から、何百枚と出土しているという。魏志倭人伝で卑弥呼が中国の皇帝より下賜された銅鏡百枚に該当すると考える研究者もいるそうだ。
福井市立郷土歴史博物館では、この「三角縁神獣鏡」に関するユニークな取り組みを行っている。
同館では冬になると、こう思うらしいのだ。
「三角縁神獣鏡チョコ作りの時期となりました」と。