「閉店間際に入った田舎の中華料理店。私たちの他に客はいないのに、厨房のおじさんが...」(福岡県・50代男性)
一瞬の出会いだったけど...
携帯電話もない時代、どこの誰かもわからないまま一瞬の出会いだったが、人生で最も感謝している方々です。
10年ほど経ったときに同じ道を車で辿ったのですが、中華料理店もどこだったかわからず、他の方々の手がかりも何もなく、お会いしてお礼を言うことはできないまま。
その後、今日に至るまで、若い人がリュックを背負って旅をしているのを見かけると、必ず声をかけて夜に泊まる場所を聞き、夜ご飯を一緒に食べるようにしています。中華料理を腹いっぱい食べさせています。
本当はご本人にお礼を言いたいのですが、代わりに私が受けた恩を若い人のためになるように。これが私なりの、お世話になった方々に対する恩送りです。
「忘れられない旅先での思い出」教えて!
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(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)