新渡戸さん、どんぐり屋さんね! 冬が近づく北海道大学で目撃された「あったかい光景」に反響
北海道大学に設置されている新渡戸稲造像が、X上で話題になっている。
人々の関心を集めたワケは、彼がこんな状態になっているから......。

こちらはXユーザーの@icramboさんが2023年11月1日に投稿した1枚。新渡戸稲造像の前に、どんぐりがズラリと並んでいる。
「北海道大学でどんぐり屋さんをしている新渡戸稲造に出会った」
写真と共に、そう呟いた@icramboさん。『となりのトトロ』のメイのセリフ「おとうさん、お花やさんね!」を彷彿とさせる表現と、新渡戸稲造の優しい表情。そして、どんぐり。
優しい世界を体現したかのような投稿に、ユーザーからはこんな声が寄せられている。
「どんぐり屋さんって発想がもうね、あったけぇ...あったけぇんだよ...」
「こころなしか表情が嬉しそうに見えて佳い...」
「いい顔してるなー」
新渡戸稲造はどうしてこんなことに? 11月2日、Jタウンネット記者は@icramboさんを取材した。
並べられる瞬間も激写!
@icramboさんによると、どんぐり屋さんになった新渡戸稲造を撮影したのは10月29日のこと。
大学内の銅像ということで、発見当初は「学生や学校関係者が並べたのではないか」と予想していたが、写真を撮影するときに、ある光景を目撃した。
「おば様がどんぐりを追加して行かれたので、旅行・観光者もどんぐりを補充している可能性が高いと思われます」(@icramboさん)

銅像の前を通る様々な人たちの遊び心で、どんぐり屋が始まったのかもしれない。

紅葉を背景に微笑む新渡戸稲造。どんぐりを並べてもらって、嬉しそうに見える。
北海道大学でどんぐり屋さんをしている新渡戸稲造に出会った pic.twitter.com/QCj0AcfySD
— ICRA|いくら (@icrambo) November 1, 2023