心身ともに疲れて実家に帰ったら... とある漫画家を救った「がんこな母」の意外な行動にホロリ
疲れ切って実家に帰省→数日後「親戚の家に行く」と言われて
心身ともにボロボロだった望月さんは、連休中に帰省することにした。家に着くなり、母親に
「あんたちょっと顔痩せたんじゃない?」
なんて言われたという。
友達と遊ぶ気力もなく、誰にも告げずにやってきた地元。不思議とよく眠れる実家で過ごす時間。
そして数日が経ち、母親がある提案をしてきたという。
「今日は親戚の家行くよー」
そう言われ、望月さんはギクッとしてしまう。 「仕事はどうだ?」「彼女はいるのか?」――行けば、親戚からいろいろ聞かれるだろう。それに対し、「親戚の子ども」としての正しいふるまいをしなければならない。
べつに、親戚のことが嫌いなわけじゃない。ただ、そんな体力がこれっぽっちも残っていなかった。
「ごめん...ちょっと疲れてて...家にいたい」
望月さんは母親にそう言った。「がんこ」なタイプだという母と、口論になるのも覚悟の上だった。