心身ともに疲れて実家に帰ったら... とある漫画家を救った「がんこな母」の意外な行動にホロリ
「がんこ」な母は、意外なほどに「あっさり」と

しかし母親は、望月さんのことをじーっと見つめたあと、こう言ってくれた。
「うん。分かった」
「お母さん一人で行ってくるね」
そして、予想外のことにビックリする望月さんを家に残して、本当に一人で行ってしまったのだという。

望月さんの記憶では、母親があっさり引き下がったことなど、それまでなかった。だから、彼は思った。
「もしかしたら全部わかっていたのかもしれない」