「この仕事って誰にでもできるよなあ」 他の人にはできないコトがやりたくて...職場で見つけた「自分の役割」
突然だが、皆さんは仕事中にこんなことを考えてしまったことはないだろうか。
「たまに思う。この仕事って誰にでもできるよなぁ」
そんなセリフから始まるのは、関東在住の会社員・もずく(@mozuku_zqu)さんが2023年8月16日、「自分にしかできない仕事」というつぶやきと共にX(ツイッター)上に投稿した漫画。
もずくさんの実体験に基づいたもので、パソコンの前に座っているのが本人だ。仕事をしながら、「誰にでもできるよなぁ」なんて考えている。
「みんなから頼りにされることがないもんなぁ。自分にしかできない仕事をしたい」
同じことを考えたことがある人は、きっと少なくないはず。
しかし、もずくさんは同時に、こんなことも思うのであった。
自分にしか出来なくて、みんなに頼りにされて、でも...
「でもあんまり大変じゃなくて...手軽にやりがいを感じられる仕事...あるのか...?そんな仕事か...」
何とも身勝手だが、誰がもずくさんを責められよう。ほとんどの人間が抱いてしまう欲望といっても過言ではないだろう。たぶん。
そして、「あるのか?」と自分に問いつつ、わかっているのだ。「そんなものはない」と............あれ? 誰かがもずくさんを呼んでいるぞ――?
もずくさんは見つけた。あんまり大変じゃないのに、みんなに頼りにされて、やりがいも感じられる仕事を。
それは、段ボールを棚の上に乗せること。背の高いもずくさんに、ピッタリのミッション。
同僚たちはもずくさんを頼り、「もずくさんがいて助かった~」と感謝の声をあげる。キリッとして「いつでも呼んでください」と返すもずくさん。
22日、Jタウンネット記者の取材に応じたもずくさんは当時を振り返り、こう語った。
「身長が高いという取り柄があってよかった...!と思いました」
もずくさんと同じようなモヤモヤを抱えている、そこのアナタ。もしかしたら意外と身近に、「自分にしかできない仕事」が、潜んでいるかもしれない。