火事のもとになる「厄介者」→キャンプで役立つ「人気者」 今治タオル製造過程の「ゴミ」が華麗なるジョブチェンジ
2023.07.17 18:00
2023年6月下旬、ツイッター上で話題になったホコリがある。
それは、今治タオルの工場から出たものだという。製造の過程で出てくる、布のカスだ。
そんな"産業廃棄物"が何故、注目を浴びたのか? それは、カワイイ上に役に立つからだ。
これは、愛媛県今治市の企業・西染工が開発した商品。その名もなんと「今治のホコリ」で、透明な筒にカラフルなホコリがギュッと詰め込まれている、というものだ。
ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「エコになるし逆転の発想が素晴らしい!」
「これは素晴らしい!笑 win-winの関係ですな」
「そこに使えるって気付いた人、偉いな! 」
「微笑ましくてホッコリするね」
「なるほど、ダブルミーニング。(埃と誇り)」
そして、「吸水性抜群が着火性抜群になってますね」とも。実はこのホコリ、キャンプで使える着火剤なんだとか。
いったいどんな商品なのか? Jタウンネット記者は、西染工を取材した。