「しぞ~かおでん」挟みました 静岡県民溺愛「のっぽパン」に衝撃の新商品登場→どういう発想?メーカーに聞く
「のっぽパン」というパンをご存じだろうか。静岡県沼津市の製パン会社「バンデロール」が製造している、細長いパン(長さ34センチ!)に様々なクリームをサンドした菓子パンだ。
静岡県内を中心に1978年から販売され続けているロングセラー商品で、地元では「ご当地パン」や「ソウルフード」的な存在として知られている。
このほど、そんな「のっぽパン」に同じく静岡グルメとして有名な「あの料理」をミックスさせた新商品が登場する。
その名も「天神屋のしぞーかおでんのっぽ」。静岡の惣菜チェーン「天神屋」とのコラボレーション商品だ。
Jタウンネット記者が2023年9月22日、バンデロール管理本部長の野田歩さんに話を聞いたところ、中身の具は「黒はんぺん」「たまご」「大根」「ごぼう巻」「こんにゃく」「ガツ(豚の胃)」「いか姿あげ」「肉だんご」「こんぶ」の9種類。そして、トッピングに静岡おでんには欠かせない「だし粉」をかけている。
「天神屋さんのおでん出汁は牛すじと昆布をベースに複数の練り物の甘味が染み出た、旨みの凝縮された味わい。9種類の具材に染み込んだもののほかに、出汁そのものを固めてサンドすることで、出汁の美味しさが十分感じられ、かつシンプルな味わいのパンと合うように仕上げています」(野田さん)
いろいろこだわって作られたもののようだが......そもそも「静岡おでんをパンに挟んで食べる」という発想はどこから来たのだろうか。