「深淵」ってこんな感じかニャ? 闇に溶け込む黒猫さん、二つの目玉でこちらを覗く
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」――そんな有名すぎる言葉を思い出させる猫ちゃんが、ツイッター上で注目を集めている。
こちらは、大分県在住のツイッターユーザー「黒猫あさり」(@kuro_asari5bee)ことYさんが2023年7月15日に投稿した写真だ。
上部と前面に穴が空いた、四角いボックス。前面の穴は猫の頭を模した形になっていて、可愛らしいデザインだ。もし中から本物の猫ちゃんが顔を出したら、さぞかしほっこりする絵面に......あれ? 黄色い目玉が浮かんでいるぞ!?
「猫...in猫」
という呟きが添えられている通り、箱の中にはすでに黒猫が潜んでいるのだ。すっかり暗闇に溶け込んだニャンコに、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「一瞬そういうデザインかとおもったら」
「黒猫ちゃんだからこその同化美」
「手入れたら食べられちゃいますよ」
Jタウンネット記者は20日、投稿写真の猫についてYさんに話を聞いた。
「パッと見、いるのかいないのか分からない」
箱の中に入っているのは、黒猫の「あさり」さん。3歳の女の子だ。
Yさんが投稿写真を撮影したのは、あさりさんの誕生日でもある14日のこと。彼女が入っている箱は、Yさんが誕生日プレゼントとして買ったものだという。
「買って組み立てたら、最初はビビっていましたが、新しいものには興味津々なので、さっそく気に入って入ってくれました」(Yさん)
箱を設置しているのはリビングで、ちょうどYさんがくつろいでいる座椅子から見える位置。あさりさんは写真のように箱の中からじっとYさんの様子を伺ってることが多いそうだ。
「パッと見、いるのかいないのか分からなくて、瞬きしたらようやく目だけ見えてるのが分かるので、ついつい笑ってしまいました。近づくとゴロゴロと喉を鳴らしてるのでリラックスしてるのだと思います」(Yさん)
いい誕生日プレゼントが買えて良かった、と満足しているというYさん。あさりさんはこれからも、箱の中からじっとYさんのことを見つめるのだろう。