歩くだけでプルプルする「めんだこプリン」がかわいすぎると話題 食べきった人しかわからない「秘密」も
耳ではなくて、ヒレ!?
Jタウンネット記者の取材に応じたのは、「しーらかんすcafe」店主の矢島伸浩さんだった。
「めんだこプリンアラモード」を発売したのは、2022年10月だが、開発に取り掛かったのは、その2年前、「めんだこのスイーツをつくって」という妻の一言がきっかけだったという。
「めんだこのデッサンをし、粘土でめんだこを作り、粗さの違う紙ヤスリで磨き、食品用シリコンでプリンの型を作るのですが、苦心に苦心を重ねました」「あのプルプルしているのは、耳ではなくて、実はヒレなのですが、ヒレの長さを微妙に調節して、あのプルプル感を出すために、何度も何度も繰り返しテストをしました。柔らかい食感で揺れるプリンにするため、結局2年もかかってしまったのです」(矢島伸浩さん)
透明の縦型の容器の中には、古代からの海藻・スピルリナで着色したブルーゼリー、朝霧高原卵たっぷりのパンケーキ、ミカン、白桃などがぎっしり詰まっている。一番上にのっかっているのが、静岡県産紅ほっぺ苺、丹那特濃乳使用の苺ミルクプリンのプリン(直径約7センチ、高さ約5センチ)。それが歩くたびにプルプル揺れる。
「そして......」と、矢島さんがこっそり教えてくれたのだが、もう一つ秘密が隠されているそうだ。それは、「最後まで食べきると、分かります」とのこと。
どうやら沼津まで、プルプルしに行かなければならない。
めんだこプリンアラモードは土日祝のみ、数量限定販売。価格は税込み900円。