「もしもしツルだけど」←ダマされないで、サギです!! 小学生が考えた「防犯ポスター」が秀逸すぎる件
警察署「発想が豊かで、すごく良い作品だなと思っております」
話題のポスターは2023年5月12日、ツイッターユーザーのサトス(@sakotsu)さんが投稿し、話題となったもの。15日、Jタウンネット記者がサトスさんに話を聞いたところ、12日に長野県塩尻市の公園「えびの子水苑」を散歩している時に発見したものだった。
「うまいこと考えるなぁ、と感心しました。絵のタッチもとても好きです」(サトスさん)
いったい誰が描いたものなのだろう? Jタウンネット記者は19日、長野県塩尻警察署にも話を聞いた。
取材に応じた生活安全課によると、注目を集めているのは22年の「長野県の防犯ポスターコンクール」で銀賞を受賞した作品。県内の小学4年生から中学校3年生までを対象に作品を募集したコンクールで、塩尻市桔梗小学校の生徒が応募したものだという。
審査基準については公表していないが、担当者いわく「目を引くかどうかや訴えるテーマがしっかりしているか、インパクトなどの観点から優秀なものを選んでいるのではないかと思います」とのこと。
センスありまくりなデザインに、ツイッター上では4万件以上のリツイート、18万3000件を超えるいいねのほか
「こういうユーモアセンスのある小学生でいたかった」
「このセンス ヤバいだろ 末恐ろしいわ」
「天才かよ」
「コンクールに入賞したってことだよな、審査員もやるじゃん」
といった称賛の声が相次いで寄せられている。反響を受け、同課の担当者も
「発想が豊かで、すごく良い作品だなと思っております」
「皆さんにそうやって評価していただいたり、注目していただいたりしていることは本当にすばらしいことですし、嬉しいことでもあるなあと思います」
とコメント。サトスさんが撮影していたのは複数のポスターが印刷された垂れ幕で、22年12月15日から掲出されているもの。掲出期限は定められておらず「えびの子水苑」のみではなく、塩尻警察署の管内の工場、事業所、公共の施設、警察施設、市役所などで見ることができる。