ネトゲ民も納得...北海道警察の「不正アクセス防止ポスター」が説得力ありすぎる
いま、あなたに「不正アクセス」の危機が迫っています――。そういきなり言われたところで、具体的な被害はイメージしにくい。「なんとなく、危ないっていうのは分かるんだけど......」と、このように感じている人も多いはず。
そんな漠然とした不正アクセスの被害が一発で分かるような、インパクト抜群のポスターが存在していた。北海道警察のサイバー犯罪対策課が2014年7月に発行したもので、札幌市立大学のデザイン学部がポスター制作に協力したという。
ポスターに描かれているのは、某有名RPGの主人公を連想させるキャラクターだ。しかし、身に着けているのはパンツ1枚とマントだけ。手に構えているのは、万能ボウキ。「...あれ?こんな装備だった?」という文章が表す通り、どうやらオンラインゲームで不正アクセス被害に会い、身ぐるみを剥がされてしまったらしい。確かにこのポスターを見れば、不正アクセス被害を受けるとどうなってしまうのか、(少々誇張気味な気もするが)一発でイメージできそう。
やはりこのポスター、特にオンラインゲームのユーザーから好評なようだ。ツイッターでは、具体的なゲーム名を挙げて反応する人も見られた。
めっちゃ笑ったけど、不正アクセス被害はロドストでもちょこちょこ見かけるし、エオルゼアやドラクエ10やってる人は絶対ワンタイムパスワードいれた方がいい><;自分だけではなく、周りにも迷惑かけることがあるからね!! https://t.co/7sVb38D2Ct
— りな@Asura鯖 (@Rinax_Asu) 2015, 5月 29
@ripjyr @meow_dqx DQ10の場合は真っ裸で放置かな...
— 初音ミック (@hachunemick) 2015, 5月 29
ちなみに、同課の公式ウェブサイトには、イメージキャラクターも登場している。サイバー犯罪捜査官の「香田美咲」巡査長と、「伊達明」巡査部長だ。フクロウをモチーフにしたとみられる「ホウ」というマスコットキャラクターもいる。経歴や趣味、好きな食べ物などキャラクターのプロフィールも詳細に設定されており、なんだかこのままアニメやマンガが作れそうな勢いだ。