なぜこれまで存在しなかった? 道民最愛「やき弁」の新フレーバーがしっくりきすぎる
レギュラー化確定!? 「やきそば弁当 シーフード味」
続いては、「やきそば弁当 シーフード味」。
「ロコ・ソラーレ」が描かれた「北見焼肉味」のパッケージに比べてだいぶ硬派な、まるで古くからレギュラー商品として君臨しているような落ち着いたデザインとなっています。
「北見焼肉味」はご当地料理の再現でしたが、「シーフード」もまた北海道らしいフレーバーですよね。
シーフード味のカップ焼そばは「UFO」や「ペヤング」などでもよく登場している定番味なので、6種もレギュラー商品のある「やき弁」でこれまで「シーフード味」がなかったことが不思議なくらいではないでしょうか。
ちなみに、東北・信越限定の「焼そばバゴォーン」からも、「シーフード味」が同時発売されています。
「北見焼肉味」と同じく、戻し湯で作る中華スープが付いています。
一般的なシーフードヌードルだと、イカ、かにカマなどが入っている上に、真っ白なスープがいかにもシーフード感を高めてくれるのですが、この商品はパッと見た感じ、細切りのかにカマくらいしかシーフード要素がなく、ちょっと不安になってしまいます。果たして、お味は......。
ソースはあさりの旨みを効かせた塩味。あさり特有のほろ苦さはないものの、やさしい味に仕上げることが多い「やき弁」にしては、甘みを伴った旨みがしっかり前面に出てきます。
複雑な味ではないですが、なぜ今まで定番品ではなかったのかと不思議なほどしっくりくる、ある程度誰が食べても楽しめそうな安定の味。
ビックリするようなおいしさがあるわけではないですが、パッケージデザインで抱いた印象と同じく、やはりレギュラー化されるのかもしれないですね。