どういうことなの... 「JR九州の運転士専用時刻表」を販売する自販機が、東京に登場していた
思いのほかグッとくる
記者が訪れた日、自販機で販売されていたのは「運転士用時刻表9/22かもめ45号(新品)」(2枚1セット税込600円)と、「お楽しみ♪運転士用時刻表ガチャ第2弾(新品)」(税込400円)だった。
自販機というだけではなく、ガチャの機能も兼ね備えているらしい。新しすぎる展開だ。
しかも相当人気があるらしく、自販機には「先着ひとり3回まで」と注意書きも。記者はそれぞれ1回ずつやってみた。
電車に詳しくない記者は、この状態では何が何だかよく分からない。
まず、自販機の自販機たる機能で手に入れた「運転士用時刻表9/22かもめ45号(新品)」を広げてみよう。
かもめは、博多~長崎間を結んでいた在来線特急で、西九州新幹線の開業に伴い、2022年に廃止となった。9月22日は、かもめの最終運行日で、「45号」が最終電車だった。きっと運転士も特別な思いで走らせたであろう日の時刻表かと思うと、ぐっとくるものがある。運転士時刻表というだけでなかなかお目にかかれるものではないという感じがするのに、さらにスペシャルではないか。