「自転車で走行中、後ろから車にぶつかられた私。その場から離れようとすると、ワンボックスに乗ったスキンヘッドのおじさんが...」(東京都・30代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Mさん(東京都・30代女性)
高校生だったMさんはその日、部活帰りの道を自転車で走っていた。
すると、後ろからいきなり車が衝突。怪我はなかったものの、そのまま当て逃げされてしまい......。
<Mさんの体験談>
今から12年ほど前、私が高校生だった時のことです。部活帰りの土曜日、大きな荷物を自転車に乗せて上池袋周辺を走っていた時に、後ろから来た業者の車にぶつけられました。
一瞬何が起こったのかわからず、気がついた時にはぶつかった車はもう逃げ去っていました。
「そこでまっとけよー!」
幸い怪我もなく何も壊れなかったので、しょうがないかとその場から離れようとしました。
その時、1台のオレンジ色のワンボックスカーが私の横で止まり、乗っていたおじさんが声をかけてきたんです。
「そこでまっとけよー!」
おじさんはそう言うと、猛スピードで私にぶつかった車を追っかけてくれました。
2~3分その場で待っていると、おじさんはぶつかってきた業者の車を連れて戻ってきてくれました。警察も同時に呼んでいてくれて、まだ高校生で事故の時にどう対応すれば良いのかわからない私にはすごくありがたかったです。
警察の方が来るまでおじさんは隣に乗っていた奥様と楽しくなるようなお話をしてくれて、動揺していた私もお二人のお陰で落ち着きました。
あの時お名前などを聞けず、お礼を十分に言えなかったのをいまだに後悔しています。この場所借りて、お礼を言わせていただきます。
あの時のスキンヘッドのおじさんと奥様、ありがとうございました!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)