フォードに乗った観音様に「世界乗り物館」 群馬県に「車愛」が凄すぎるお寺があった
ミニカーと仏像のコラボ
「世界乗り物館」!?
お寺なのに博物館みたいな名前が付けられているが、どういうことなのか。入り口を開けて、建物内の電気をつけると驚きの光景が広がる。
ミニカーがずらりと並んでいたのだ。
トレーラーからショベルカーまでその種類は豊富。あまり車に詳しくない記者もすっかり見入ってしまった。
ミニカーだけでなく、展示スペースのなぜか上段には仏像もなぜかある。寺だから仏像があるのは当たり前なのだが、なぜミニカーと一緒に......。
この建物は一体、何なのか。Jタウンネット記者が龍昌寺の住職に話を聞くと、こう答えた。
「世界乗り物館は先代の住職が趣味で集めていたミニカーを飾っています」
世界乗り物館は交通安全大観音像と同じく1985年ごろに建てられたもの。先代の住職は、ものすごい車好きだったようだ。観音様がフォードに乗っているのも、自分の趣味をふんだんに反映させたものなのではないか――そんな憶測をしてしまった。
フォードに乗った観音様に、ミニカーが展示されている世界乗り物館。龍昌寺は車好きにはたまらない場所ではないだろうか。