フォードに乗った観音様に「世界乗り物館」 群馬県に「車愛」が凄すぎるお寺があった
2023.01.05 18:00
「車に感謝し車を愛する心をもち...」
句だけではない。石碑の一部を以下に書き写す。
...私たちの文明発展を支える車に感謝し車を愛する心をもち合掌礼拝の念をいただき蓮華台上に自動車の元祖アメリカ フォード車の第一号を形どった石の車を祀り全てのお車が無事に運行され万民富楽と子孫長久、諸難消除を願い...(原文ママ)
やはり、車への愛があふれ出している。観音様が乗っているのも「フォード車の第一号」というはっきりとしたモデルがあった。
車愛が凄すぎるこの寺は、群馬県安中市にある龍昌寺(りゅうしょうじ)。
参道の両側には「和合の鐘」と呼ばれる108の鐘が並ぶ名所があり、同志社大学設立者として知られる新島襄氏が、874年に米国から帰国した際、最初のキリスト教の伝道演説をした場所でもある。
1616年建立で、歴史も格式もある寺なのだが......本堂の横には、こんな建物もあった。