「深夜の公園で休む私の背後に、突如現れた老婆。ビックリして振り向くと、その手には...」(北海道・50代男性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Tさん(北海道・50代男性)
25年ほど前、Tさんは深夜の工事現場でアルバイトをしていた。
その日の休憩時間、彼は近くにある小さな公園へ。ベンチに座って休んでいると、背後から声をかけられて......。

<Tさんの体験談>
今から25年ほど前、私は東京でフリーランスの仕事をしていました。夢をかなえるため、一度就職した会社を辞めて選んだ道でしたが、それだけで食べていくことはできず、深夜の交通誘導のバイトでなんとか食いつなぐ日々でした。
自分の仕事では生活できない。だからと言ってバイトばかりしていたら、やりたかった仕事はできない。そんなジレンマに悩んでいたある冬の日の出来事です。