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あの時はありがとう
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「深夜の公園で休む私の背後に、突如現れた老婆。ビックリして振り向くと、その手には...」(北海道・50代男性)

大山 雄也

大山 雄也

2022.12.07 11:00
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私のために、作ってくれた?

お茶が入っていたのは、かつて電車などで売られていたようなプラスチックの容器でした。そして、おにぎりとお新香は紙皿に。返さなくてもいいように気遣ってくださったのです。

日付が変わった深夜の時間だったのに、起きていらして、私のために準備してくださっていたのかと考えたら、ビックリしすぎて、ちゃんとお礼を言えていなかったのではないかと思います。

おにぎりとお茶をくれた(画像はイメージ)
おにぎりとお茶をくれた(画像はイメージ)

とにかく、空腹だった私は温かいお茶とおにぎりにむさぼりつきました。あの頃が一番辛くしんどい時期で、なんだか泣きそうになったのを覚えています。

あの時元気を頂いたおかげで、今はなんとか、夢の仕事で食べられるまでになりました。

汚い格好をした怪しい若造だった見ず知らずの私に、おばあちゃんがくださった優しさは、一生忘れることのできない、温かい思い出です。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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