優先するのは「情緒」か「現実」か? 「地方の実家をどうすべきか」悩む女性に、自己防衛おじさんが提示する選択肢
冷静に自己分析して「自己防衛」を
あなたの悩みは「現実的に考えると解体が最善だと分かってはいるが、情緒的には解体せずに残しておきたい」というものですね。
まだ残っている実家のことを考えると過去を回想して思い出に浸り、そのままにしておきたいという気持ちが生まれる。そして同時に維持管理の問題も発生してしまい、それが悩みの種になる。
それならばまず「そのままにしておきたい」という気持ちか、「実家を残しておくことで発生する問題を排除する」という現実的な行動か、どちらかを選んで、その選択をご自身に納得させるために気持ちを整理していくのが良いかもしれません。
もちろん地方の過疎地だと売却はおろか、物納すらままならないのは全国的な問題ではありますが、煮え切らないままいつまでも塩漬けにしておくのは、根本的な解決を先送りする事になり、あまりお勧めできません。
選択肢は2つです。1つは「思い出を大切にすると覚悟を決め、実家を維持する」。その結果、家にまつわる煩わしい事がどれだけあったとしても「自分が選んだこと」と割り切って向き合っていく。
もう1つは「実家を手放す」。解体を進めていくために、ご実家での思い出は記憶のなかに大切にしまっておくと決めて、行動するのです。
どちらを選ぶにしても決断は早い方が良いはず。情緒を優先するか、現実を優先するのか。
勇気のいる決断にはなりますが、「自分がどちらを大切にしたいのか」を冷静に自己分析して自己防衛。あなたの選択をご両親は向こうの世界から後押ししてくれるはずです。
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