遅延のせいでピリピリする路線バスに響く「無線連絡」 他のバスからの報告に車内の空気が一変し...
無線連絡で車内が「ほんわか」
「ナメコの缶詰やって、誰が忘れたんやろ」
「ナメコで何の料理するんだろうね」
お客さんたちが無線を聞いて、そんな会話を始めたのです。ナメコの缶詰のおかげで車内はほんわかした空気になりました。
そして終点につく前、私は再び車内アナウンスをしました。「本日は渋滞により到着が遅くなりご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした」という謝罪に、こう付け加えたんです。
「お降りの際はお忘れ物の無いようにお気を付け下さい。特にナメコの缶詰はお気を付け下さい」
すると、「誰も持ってないわ」とツッコまれ、複数のお客様に笑われてしまいました。
渋滞で30分以上の遅延になってしまったのにナメコの缶詰に救われた思い出であります。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな、あの時自分を助けてくれた・親切にしてくれた人に伝えたい「ありがとう」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆様の「『ありがとう』と伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)